どうやったら臨床に繋がるのか知りたい
結論:勉強だけで終わらせない
勉強だけで終わらせないことが大事です。
なぜなら、臨床で使える知識は参考書だけでは手に入らないことが多いからです。
看護師の勉強と一言でいっても
- 解剖生理
- 病態整理
- 治療
- 薬
- 看護
と沢山ありますよね。
それぞれの勉強に時間がかかってしまいますが、看護師は患者ありきの職業です。
いくら勉強時間に費やしてもそれが臨床で使えず、患者に還元できなければ意味がありません。
このように、臨床で使えることを意識して勉強していく必要があります。
また、勉強で終わらせず実際にその知識を使うことが大事です。
オススメの方法:具体例
具体的にはどんな方法で勉強したらいいのさ…
- 関連図を書く
- メモをとる習慣をつける
- その日のうちに勉強する
- 先輩に聞く
- 患者から学ぶ
それぞれ説明していきます。
関連図を書く
「関連図を書いてきて。」とい先輩は多いです。
私が1年目の時も言われていましたし、きっと先輩達もその先輩に言われてきたことでしょう。
修正も大変だし。
- 頭の中を整理できる
- 疾患と症状の繋がりが見える
- どのタイミングでどんな治療を行っているのか分かる
- 問題点が分かる
メモをとる習慣をつける
新人教育をしていて、よく気になるのが「メモをとらない」ことです。
頷ずきながら聞いてくれるけど同じことまた指導している
次の日に修正できていない
こうなってしまったら、先輩の怒りを買いますし、
何より成長できていないのがもったいないです。
メモとってね、と声をかけるようにはしています。
その日のうちに勉強する
先述したメモの内容に関連しますが、新人看護師の頃よくあったのが
- 申し送りに略語が多すぎて理解できない
- 薬の数が多すぎて分からない
- カタカナ多すぎて混乱する
このようなことでした。
メモを取るのはもちろんですが
分からないことをそのままにせず調べていくことで成長できますよ。
- 略語が理解できる → 情報が拾える→ケアに繋げられる
- その患者に使っている薬が理解できる → 治療方針が分かる
- 情報が拾える → ケアに繋げられる
先輩に聞く
今、知識がいっぱいの先輩も昔は1年目の看護師でした。
先輩達も勉強してきているはずですし、使えるポイントが分かっています。
- 先輩の勉強法を参考にしてみる
- 先輩に添削してもらう
話しかけやすい先輩に聞いてみるのも手です。
と言う方もいるかもしれません。
その時は教育担当者にお願いしてみましょう!
患者から学ぶ
これも効果的です。
関連図で問題点を抽出し、ケア内容まで把握できれば実践するだけです。
患者には申し訳ないですが、きっと1回では上手くいきません。
失敗したのなら、なぜ失敗したのかを考えましょう。
- ケアの内容が合っていなかった
- ケアの方法が合っていなかった
- 疾患や治療・ケアが繋がっていなかった
原因を探して、分からないことがあれば再度解決できるように勉強をしていきましょう。
患者相手に実践することで、より具体的な勉強ができると思います。
勉強時間を確保するための方法
毎日仕事して疲れるからすぐ寝たいし
勉強時間が確保できない…
- 時間を決める
- 勉強内容を決める
- 習慣化する
1日に何時間も勉強しなくていいと思います。
それよりも体調管理のために休むこと、毎日ちゃんと出勤することの方が大事な時期です。
しかし、勉強時間0は避けたいところですよね。
そこで、「1日1時間」「今日はメモしたところだけ」とルールを決めてやりましょう。
それを継続することで習慣化でき、苦痛ではなくなってきます。
日勤が終わってから21時までは勉強すると決めていました。
まとめ:臨床に繋げるための方法
- 関連図を書く
- メモをとる習慣をつける
- その日のうちに勉強する
- 先輩に聞く
- 患者から学ぶ
具体的に出してみたので、実践しやすいかと思います。
実践すればきっと、満足のいく看護が出来るようになりますよ。
オススメの参考書をまとめています。
気になる方はチェックしてみてください。
どの参考書を買ったら良いのか分からない書いてある内容が薄すぎて使い物にならない参考書を見て先輩の質問に答えたのに、なぜか怒られた 私は、集中治療室で勤務して5年になります。 […]