現役ICU看護師が教える!各部署の特徴【ICU(集中治療室)編】

  • 2020年10月18日
  • 2020年11月25日
  • 看護師

  • 看護師になりたいけど、どんな部署があるのか分からない
  • 部署の違いが分からない
  • 集中治療室ってかっこいい、怖い
  • 部署移動したい、検討中
 

一つに看護師と言っても、様々な部署で働くことができます。

救急外来、一般外来、手術室、一般病棟、ユニット系(ICU、HCU、CCU、SCUなど)

これだけの部署が病院の中にありそれぞれ役割が異なります。

病院以外でも、訪問看護や保健室の先生、保健師、様々な場所で働くことができます。

 

大体は面接の時に希望を伝えることで、希望した部署で働くことが出来るかと思います。

しかし、希望以外で配属になることもあり、自分に合わなかった場合に部署移動を提案することができます。

 

そんな時に基準やどういう環境なのか、イメージできれば自分に合った部署を見つけることができ、長くそこで看護師として働くことが出来ると思います。

この記事は主に現在1年目の方やこれから看護師になる方へ向けて書いています。

 

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ICUの特徴

  • 広く深い知識が必要
  • 患者と話す機会が少ない
  • プレッシャーや緊迫感が強い
  • 基礎看護技術が遅れがち(1年くらいで他の部署に追いつけます)
  • 特殊看護技術(ドレーンやCV、Aライン等の挿入介助)
  • 急変時対応に強くなれる
  • 扱う薬の数が多い
  • 個室が無いICUもある→先輩の目から逃れる場所が少ない
  • 30歳代までの人が多い
  • 気の強い人が多い
  • クセの強い人が多い
  • 患者の家族も落ち込んでいることが多い(家族看護について学べる)
  • 若くでやめていく人も多い

上に特徴をいくつか挙げてみました。

 

ポジティブな内容もいくつかありますが、ネガティブな内容も多いです。

どこの部署に行っても、ネガティブな内容は出てくると思います。

そこをどう、ポジティブに変換できるかが、ICU看護師として続けていくために必要なことな気がします。

いくつか説明していきます。

広く深い知識が必要

他の部署と違い、専門の分野がありません。(強いていうなら救急、急性期看護)

頭から足の先までをみる必要があります。

脳、心臓、肺、消化器、骨、火傷、外科系、内科系などなど

広すぎて、これを網羅しつつ深めるのは中々至難の業です。

 

 
ちろ
1年目の時は本当に心が折れそうになりました…

 

1年目の方やこれから就職する方はもちろん、全てを深めていく必要はありません。

まずはその部署に1番多く入院する疾患について学習していきましょう。

 

2年目から少しずつ根拠を持って理解出来るように、3年目からはさらに深く根拠を持てるように学習していきましょう。

最初の内は広く浅くを目指して、徐々に深く、そして広くしていきましょう。

 

基礎看護技術が遅れがち

これはICUの中ではあるあるだと思います。

以前もこのことについては記事にしましたので、そちらも読んでみてください。

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看護技術が遅れると何が起こるか、

  • 他の部署の同期と比べてしまう
  • 部署移動してもケアが自立して出来ない

ということが挙げられます。

 

余計に劣等感を抱いてしまいますよね。

ただ、ICUでは基礎看護技術に関しては実施する機会が少ないです。

1年間はかかるかと思います。我慢が必要になってくる部分です。

 

患者と話す機会が少ない

もしかしたら、HCUであったり、術後の患者を受け入れているICUでは話すことができる患者も多いかもしれません。

しかし、大体のICUでは口から管を挿れられ、眠る薬を使われている患者が多いです。

 

看護師のイメージとなると「患者の1番近いところで患者と話をしながらケアをしていく

というものかもしれません。

ただ、実際は患者と話す機会が少ないことも多いのがリアリティショックに繋がるのかもしれません。

 

しかし、ICUの看護師は患者と直接会話をする機会は少ないですが、0ではありません。

そして、患者が声に出来ない声を拾っていくのが仕事だと思っています。

痛い、苦しい、辛いその気持ちを取り除いていくためには知識や観察力が必要になります。

他の部署とはやり方が違うかもしれませんが、やりがいはあると思います。

 

先輩の目から逃れる場所が少ない

ICUは一般病棟と違い、個室が無いこともあります。

急変が起きた際に人が集まりやすく、さらにはスペースが広いことで処置がしやすい環境になっています。

 

 
ちろ
先輩の目から隠れる場所がないのが辛い…
そんな風に思う時もありました。

 

「1年目」というだけで先輩達は目を光らせています。

私は唯一の個室である機材庫にゆっくり物を取りに行って時間を稼いでいたことも…

 

ただでさえ、閉鎖空間なのに先輩からのプレッシャーも凄いので負担に感じている新人は多いです。

休憩時間にはしっかり外に出るなど対策は必要ですが、向き合っていくしかありませんね。

 

クセの強い人が多い

私は現在、2箇所のICUで勤務してきました。

その中で「クセが強い」「気が強い」人が多いと感じることが多かったです。

 

ICUの看護師はたまに、ミニドクターと呼ばれることもあります。

医者に物を言うために気が強い人が多いのかなぁと思っていました。

また、強いプレッシャーの中で続けていくためにも自分が強くあらないといけないのかも?と思います。

キャラが濃い人も多いです。

色々な人に会えるのを楽しいと思える人が良いかもしれませんね…

 

まとめ

ここまでICUの特徴をまとめてきましたが、超急性期の看護や救急の看護に強くなりたい方は覚悟をしてやってみてもいいかもしれません。

怖いイメージも多いかもしれませんが、それ以上に得られるものも大きいと思いますのでやってみる価値はあると思います。

参考にしてみてください。

外来・手術室・一般病棟のことも記事はこちらから

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