【知っていれば安心‼︎】集中治療室に入院したら1日あたり10万円かかるのは本当か?それを避ける2つの制度を紹介!

  • 2020年10月31日
  • 2020年12月7日
  • 看護師

  • これから手術を予定している
  • 高齢者の介護をしている
  • もしものために知っておきたい

 

私は現在ICUに所属していますが、患者からこんなことを言われることがあります。

治療費が心配だから早くここから出して欲しい…

集中治療室と聞くと医療費が高いというイメージをもたれる方は多いと思います。

 

実際高いです

 

 
ちろ
でも、医療者は無駄に長居させることはしません
早く出してあげたい気持ちもあります…
日々、入院が長期化しないようにケアを行っています。
 


ジレンマの一つなのです…

 

タイトルに書いてある10万円は結論から言うと、本当です

ですが、それを助けてくれる制度があるのでそれも紹介します!

 

今回紹介するのは、あくまで一般的な費用です。
治療内容や期間によって変わってきます。
 
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集中治療室はどんな人が入院するの?

疾患で挙げると

  • 心筋梗塞
  • 心不全
  • 肺炎
  • 脳卒中
  • 手術後の1泊入室 など

挙げるとキリがありませんが、


人工呼吸器などの機械がいっぱい付いている重症な人


というイメージで大丈夫だと思います。

入室期間は1週間から、長い人だと1ヶ月、2ヶ月入室する場合もあります。

一般病棟との違い

  • 集中治療室は看護師1人に対して患者2名
  • 一般病棟は看護師1名に対して患者7名
  • 薬の量・種類が多い
  • 処置や検査が多い
  • 使用している医療機器の量や種類が多い

一般病棟との違いをざっと挙げてみました。

看護師1人に対する患者の数

看護師が受け持てる患者の数はルールで決まっていて
集中治療室では看護師1名で最大2名まで

一般病棟では7名までとなっています。

その分1人の患者に当てられる時間は長くなることになります。

それだけ目を離すことができない、重症な方が多いということですね。

 

一般病棟では7名の患者を受け持つことになっていますが、実際はそれ以上受け持ちしているところは多いです…

薬の量や種類が多い

  • 血圧をコントロールする薬
  • 眠らせる薬
  • 落ち着かせる薬
  • 抗生剤
  • 尿量をコントロールする薬  など

様々な薬を使います。

色々な種類の薬を体重や体の状態に合わせて調整して使用しています。

 

それに伴って使う機械の量も増えてきます。

心臓や肺を休める機械、負担を減らす機械など様々です。

これらを駆使して治療を行っています。

処置や検査が多い

患者の状態は1日、1日変化していきます。


治療方針を決定するために血液検査、CT、レントゲンなど
様々な検査を行っています。

また、傷の処置を行ったり、何か起きた場合はその場で処置をすることがあります。

集中治療室の費用15万円は本当?

医療費=包括評価部分+出来高部分 で計算します。

……だいぶ分かりにくいですね

包括評価部分出来高部分
入院基本料手術、麻酔
検査内視鏡検査
投薬カテーテル検査
注射リハビリ など
画像診断 など 

それぞれには、上の表のような項目が含まれます。

この内、入院基本料というのが一般病棟であれば1日1650点程で、

そこに点滴や検査代が加算されていきます。

病院の領収書に書いてある「〇〇点」は1点あたり10円で計算します。
1650点であれば、16500円になります。


さて、本題です。

集中治療室の場合は、14,211点になります。

14211×10=142110円  !?

集中治療室の場合は、入院基本料や点滴、検査の料金が含まれた点数になっています。
今まで説明してきた通り検査や薬、処置が多いので一般病棟の10倍くらいの値段になっています。


余談ですが、

ディズニーランドホテルに1泊するのに必要な料金をご存知ですか?

てっぺんにティンカーベルが居るホテルです。


あそこの宿泊費は、なんと!3万円弱なんです!

旅行で泊まる時には少しためらってしまうくらいには高いです…
家族が多ければ、なおさら…


ですが、集中治療室に入院するのに必要な1日の料金でディズニーランドホテルに4泊も出来ちゃいます…


いつ怪我をするか、いつ事故に遭うかなんて誰にもわかりません。


しかし、入院したからにはお金が発生してしまいます。

めちゃくちゃ不安ですよね…


こんな時に助けてくれるのが、次に紹介する高額療養費制度です。

高額療養費制度

高額療養費制度に関して厚労省はこのように説明しています。

家計に対する医療費の自己負担が過重なものとならないよう、医療機関の窓口において医療費の自己負担を支払っていただいた後、月ごとの自己負担限度額を超える部分について、事後的に保険者から償還払いされる制度です。

https://www.mhlw.go.jp/bunya/shakaihosho/iryouseido01/info02d-37.html


つまり、簡単に説明すると


自己負担する限度額を決めて、それ以上の負担がないようにお金を後から返します


ということです。

高額療養費制度のイメージ図 厚労省のHPより引用


自己負担限度額は年収によって決まります。

自己負担を支払っていただいた後ってことは、一旦払わないといけないの?

この制度だけ使うと、建て替えた後に戻ってくるので

一時的に自己負担する必要があります。


後から返ってくると言っても、家計には大ダメージですよね…

それを避けるために活用するのが、


次に紹介する 限度額適用認定証 です!

限度額適用認定証

あらかじめ申請しておけば、一旦支払うというのがなくなり

支払いを限度額内に抑えることができます

どこで申請するの?

加入している医療保険の窓口で発行してもらえます。

支払いが上限までいくか分からない場合でも発行してもらえますので

早めに手続きを行っておきましょう!

まとめ

医療に対する負担を減らすために、様々な政策があります。

今回は高額療養費制度限度額適用認定証について説明しました。

いつ入院するか分からないし、もしかしたら入院しないかもしれない。

いつかのために知識を持っておくのは大事だと思います。

参考にしてみてください。

こういう政策ってややこしいですよね。
入院中であれば、MSW(メディカルソーシャルワーカー)という職種の人に話を聞くのがベストです。医療系の中でもお金に関してはプロです。看護師に頼むと面談の時間を調整してくれますよ。

 

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